基準の変化

中学受験の算数などは本当に難しいと思います。

一昔前は最難関校で出ていたような問題がパターン化・定番化され、
中堅校でも出題されるようになるなんて話はよく聞きます。

その結果、中学受験生全体のレベルも上がり、
小学生からそんな難しい問題はやり過ぎだ云々という話しも出てくるのですが、
こういった話、まあわかるけども仕方ないよなぁ、と思っています。

時代の変化と共に基準て変わっていくものだと思うんですよね。
親と子で生きる時代が違うのだから、親世代の基準をあてはめるのではなく、
時代の変化にあわせて補正する必要はあるよな、と。

最近野球を観る機会が多くて、勉強に限らず野球だって同じだよなぁ…とふと思ったんです。
松坂大輔選手が出てきた時、時速155kmの速球で大騒ぎしてました。
あの当時では本当に凄かった。

それがいまや名前も知られていないような投手が当たり前のように
時速155kmの速球を投げたりします。
トップの選手は時速165kmを超えた世界です。

トレーニング方法の進化や選手達の目指す基準が変わったことによるものでしょう。

野球に限らず、どのスポーツも進化してますし、
勉強・受験だけ小学生がやり過ぎている、という話ではないんですよね。

子供にのんびり穏やかで楽しい小学校生活を送らせたいのは山々ですが、
何かを達成したいと思ったら、時代にあった基準で努力を続けていくことも必要になるわけです。

別にボンヤリ小学校生活を送ったっていいと思いますが、
どこかで工夫したり、努力を重ねないと、
何も出来ない大人になってしまう、路頭に迷う確率は上がってしまうと思います。

それが、長男の場合は少年サッカーや中学受験なんだと思いますし、
長女の場合は、高校受験よりも少し先の高校生活だったりするのかな、と思います。
まあ、公立中学の部活を何を選ぶかも決まっていないので、
高校よりも先に中学の部活で努力を重ねる経験をするかもしれませんが。

来春、徐々に道筋が見えてくるかと思いますが、
よく子供達の様子を見極めて、適度なサポートをしたいものです。

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